浅野:では今、阿部さんがやられているお仕事内容について教えて頂いてもよろしいですか。
阿部:調査技術部で、現場調査の仕事を行なっており、現在は福岡南部の現場と他先輩方が担当した現場の内業、宮崎防災の内業を行なっています。現場は複数回出ていて、夜間作業も経験させて頂きました。先輩方と現場に行くと、知らない事をたくさん教えて頂けるのでとても楽しいです。また、現場では「この損傷がどこからくるのか?」正解を出すのは本当に大変なのですが、何パターンか仮説を考えて正解を導き出しているところに経験の差を感じています。たくさんの現場や座学を経験する事で僕も先輩方のようになりたいと思いっています。僕は今現場では補佐的な役割を務めています。例えば野帳を記入したりチョークを引いたり、写真を撮影したり。ただ、最近はメインの業務も入れ替わりで担当させて頂いたりもしていて、出来る事が増えてきているように感じています。内業の時はCAD図面の制作を行いますが、コンサルさん毎に記入の仕方があるので、手戻りが発生しないように慎重に対応しています。現場や内業以外だと、事務所にいる際はICT係になっている事もあり、みんなからパソコンの相談を受ける事が多いです。元々、プライベートでパソコンを作ったりしていたのでそれが仕事に活きています。
浅野:ドローンも操縦しているんですよね?
阿部:そうですね、入社前からドローンの資格を持っていて、「いつか飛ばしてみたい」と思って会社を探していたところオングリットにたどり着きました。現場で飛ばす機会も増えてきて、現場感も少しずつですがついてきたように思います。
浅野:数少ないドローンパイロットなので、大変な事も多いのでは?
阿部:そうですね。今はまだ下の立場なので伸び伸びやらせてもらってますが、自分が上の立場になった時に、教えたり出来るか不安になりますが、ただ僕も先輩達から教えて頂いたように、いつかはやらないといけない事なので逆に積極的になれています。プレッシャーもありますが、教えてもらえるうちにしっかり学びたいと思い、質問もたくさんするようにしています。あらかた仮説を立てて聞くようにしていますが、答えがなかったとしても、自分で調べたり、同僚と一緒に考えて「もしかしてこうかもしれない」という考えをたくさん出すようにしています。そこで、現場の理解度を深められるように心がけています。
浅野:仕事の中で今後やってみたい事はありますか?
阿部:よく現場でダムの近くを通ったりしますが、ドローンでダムを点検してみたいなと思っています。