浅野:では今、佐藤さんがやられているお仕事内容について教えて頂いてもよろしいですか。
佐藤:はい。僕は4月に新卒で入社しました。今は色んな先輩にお仕事を教えてもらいながら業務を進めています。現在は調査技術部に所属し現場での点検業務とオフィスでの調書作成、内業業務を行っています。直近で熊本エリアの点検業務を行なっていて、先月現場が終わったのでCADで図面作成をしたり、修正や訂正作業をしています。
浅野:先輩達にはどのような事を教えてもらいましたか?
佐藤:橋の構造や、なぜこのような損傷が出来てしまうのか、起きてしまう損傷の原因をひたすら教えてもらっています。今はまだ点検作業員補佐として現場に行き、主に橋を平面図にした野帳というものに、損傷があったら記入していく業務だったり、点検したところにミスがないか後でチェックしたり、一番手元の作業になります。重要な業務なので、ミスなく漏れがないように細心の注意を払い進めています。その後、内業を担当している方にパスし、リーダーにチェックを依頼しますが、僕の場合はまだまだその後の修正が多いので、「何がいけなかったのか?」を常に考えて、次回は同じ所で躓かないようにしています。
浅野:他に行っている業務はありますか?
佐藤:点検業務に使用する道具を準備して現場に持っていったり、新しく現場が始まる際は安全MTGがありますが、MTG表の作成と記入をしたりしています。
浅野:すでに現場を複数回経験していますが、慣れてきましたか?
佐藤:今の段階では、夏と冬で2現場くらい経験しました。出張も経験しています。仕事の流れは大体理解してきましたが、まだ「そうじゃない」と言われることもあります。ただ、現場によって自分で優先順位を考えながら動くようにしているので、もっとたくさん現場を経験して、先回りして行動出来るようになりたいと思っています。
浅野:やりがいや楽しさ、達成感などは感じられていますか?
佐藤:現場だと考えて進めないといけない事が多いのでやってみて、それが上手くいったり、以前より早く業務がこなせたりする様になっていると「出来た」という達成感や成長していると実感出来ます。個人的な事にはなりますが、僕はわからないことを相談するのが苦手でしたが何がわからないからどうして欲しいのかまで考えて、リーダーや他の人に相談することが意識的に出来るようになった。これからもっと上手く出来るようになりたい。後は報連相の部分もしっかり行っていきたい。もうひとつ、宮崎防災点検という業務があり、同期と2人で担当した業務があり、中々不安な事も多かったのですがわからないことはリーダーや周りのサポートを受けながら進めています。現場に行った際に、崖崩れなどの大事故にならないように、去年のデータをチェックしたり、写真撮影しながら、「インフラを守っている」と実感したのと同時に、やりがいのある仕事だなと感じました。