三浦:オングリットに入社したきっかけを教えて下さい。
冨吉:人材不足による点検の質や、作業の効率化といった問題を、オングリットなら解決していけるかなと思ったので選びました。今のところ、基本的に一つの橋梁について、5年に1回点検しないといけないという決まりがあります。建設業界では人手が不足しているという話がよくありますが、私たちの点検業界でも同様で、忙しいのが現状です。そのような中、作業に追われている点検業者も少なくないのですが結果として、作業を必要最小限にしたり、決められたことだけをしたりして、余計なことをしないようにしようといった流れになってきているように、前職の時から感じていました。例えば、第三者被害防止という、橋の下に人がいた時にコンクリートのかけらが落下したら事故に繋がる可能性があるかどうかを調査する業務があります。マニュアルではコンクリートだけを調査するような記載があったとしても、実際にはボルトなど鉄の部分が落下する危険性もあります。それをマニュアル通りに調査するか、危険だからしっかり調査するかどうかは、点検事業者によって考え方が違ったりします。最近ではそういった危険な箇所もしっかり点検しようという流れにはなっていますが、そういった中でオングリットは、本来の目的である「構造物をしっかり検査する」という部分において、AIを活用したり建設DXを進めたりと、点検の質と作業効率を両方改善していけると思ったので、その点がオングリットを選んだ理由です。
三浦:オングリットのどのようなところに惹かれましたか?
冨吉:HPなどを通じて、多くの受賞歴など社長や常務が活発に行動している様子が伝わってきたので、最初はそれが一番印象に残りました。その他、採用情報の中で社員インタビューを見て、この業界ではベテランの方は50代や60代の方が多い中、オングリットでは管理職が若い方でいらっしゃって、そういった方が会社を良くしようと意欲的に取り組んでいるところが伝わったので、一緒に頑張っていきたいなっていう気持ちになって、そういうところに惹かれたりしました。
三浦:どのようにしてオングリットを見つけ応募されましたか?
冨吉:私の場合は、前職の兼ね合いからです。前職では建設コンサルタントに勤務しており、点検事業者との付き合いは県内(鹿児島)を中心に沢山ありました。ただ、忙しくなると福岡まででも県外の事業者を探したり、何とか協力をいただいたりしながら事業を進めようとする中で、オングリットのことを知りました。その当時は鹿児島には事業所が無かったので「こういう会社が近くにあったらいいな」と以前から思っていました。今回たまたまそのオングリットが鹿児島オフィスを出したということで、最初は悩みましたが、思い切って転職しようと思って踏み切りました。もともと転職自体はそんなに考えてはいなかったですが、構造物の維持管理、点検や補修といった分野は前職でやっていた中、建設DXやAIを使って効率的にしようという分野には興味があったので、そういうのを調べたりしていた経緯があります。募集に関してはインターネットの転職サイトから応募した流れです。福岡と鹿児島で離れてはいましたが、Web面接など対応してもらってすごく助かったなというのが転職活動時の記憶にあります。
三浦:これから入社する方達に対して、会社の魅力を教えてください。
冨吉:弊社はスタートアップ企業ということで、やり方が決まってないことがあったりします。自分たちで考えて仕事を行っていくので、いろいろな経験ができるという部分で、良いと思います。チャレンジしたい人は、会社に言えばどんどん積極的にチャレンジさせてもらえる環境だと思います。意欲的に取り組めば、もちろん成長につながっていくのではと思います。また、チームを組み週に1回のミーティングを通して、上下関係なく、特に若手の悩みを吸い上げる機会があります。内容を会社に報告して、改善の余地があれば改善していくということもやっていたりするので、みんなでいい会社づくりを目指していくという点は、魅力のひとつでもあるのかなと思います。あとは休暇について、ゴールデンウィーク16連休やシルバーウィーク9連休など、有休推奨日も挟み込みながら長期連休が取得できるというのは、業界の中ではかなり珍しいと思います。